視力検査:眼球のバロメータである視力検査を行い、近視、乱視、遠視を診断します。
学校検診等の視力検査の用紙がある場合は、持参してください。
必要に応じて眼鏡検査(眼鏡処方箋を発行)、コンタクトレンズ処方を行います。
処方可能なコンタクトレンズには、種類がありますので、電話問い合わせをお願いします。
結膜疾患:結膜炎;白目の炎症が起きると、目やに、充血が起きます。花粉症、コンタクトレンズ使用、
ハウスダスト等でも起きます。また、伝染性の結膜炎もあり、家族に内で要注意です。
翼状片;白目の組織が黒目(角膜)に侵入してきます。通常、鼻側が多いです。
コンタクトレンズ検診:量販店、ネットでも購入可能になり便利な時代です。
しかし、ある一定の割合で目の病気が発生します。角膜炎(目の痛み、充血)、
巨大乳頭性結膜炎(目ヤニ+コンタクトが上にずれる)角膜片雲(充血、白く濁る)
細菌性角膜潰瘍・緑膿菌感染・アメーバ性角膜炎(白い斑点、強い痛み、充血、放置すると失明)
角膜疾患:(目の痛み、充血)、角膜異物(鉄粉、とげ)、角膜潰瘍(白い斑点、強い痛み、充血、放置すると失明も有ります)ドライアイ(充血、違和感、乾燥感)円錐角膜(乱視が強い)角膜ヘルペス(強い痛み)
ぶどう膜炎:一般的に虹彩炎といわれ、充血、痛み、視力低下、眼圧上昇(緑内障)等を起こします。原因は、不明なことも多いですが、きちんと治療するすれば失明は防げます。
睫毛乱生、逆さまつげ:小児時から発生して、検診で見つかります。治療は、抜去、睫毛永久脱毛、
内反症(埋没法)手術、睫毛毛根切除を行います。
ものもらい(広義の意味):睫毛の際の油を出すマイボーム腺が詰まるとなります。
霰粒種(非炎症性)、麦粒種(炎症性)です。治療は、点眼、抗生剤内服を行いますが、
しこりが残る場合切開手術を行います。
私の考案した専用ピンセット(おともくん、イナミ社)は、世界に1つの形のベストセラーです。
外来の三種の神器といわれています。
ものもらい切開は、自信を持って治療いたします。
ドライアイ:目の表面が乾燥し、不快感、痛み、充血が出ます。コンタクトレンズ使用中にも起きます。
治療は、ヒアルロン酸の点眼が一般的です。また症状に応じて、涙点プラグ挿入を行います。
飛蚊症:目の前に蚊のようなもの(他の形もあります)が見える場合があります。
網膜これは、眼球内の硝子体(しょうしたい)の一部に濁りがあり、外からの光が当たる
ことによって、網膜に影として投影されます。
生理的な現象ですが、時々網膜裂孔(穴が開く)、網膜剥離、眼底出血を引き起こす
前兆の事もあります。いつもと違う飛蚊症を感じたら、必ず眼科受診をしてください。
その際は、車、バイクでの来院は、絶対避けてください。
網膜疾患:眼球の一番奥にある網膜に病気が出ます。
網膜裂孔、網膜剥離;網膜の一部に小さな穴が開き、進行すると網膜が剥がれてしまいます。
黄斑変性症;黄斑部(目の中心部)に変化が起きて、映像がゆがんで見えます。
網膜中心静脈閉塞症;高血圧、動脈硬化、糖尿病があると眼底の太い血管から眼底出血が起きます。
糖尿病網膜症;糖尿病に罹患して5年以上すると網膜症を発症してくる場合があります。
網膜前膜;黄斑部に、薄い膜が張ります。進行はすると、映像がゆがんで見えます。
涙目:何もしていないのに、涙が出てくる場合は、鼻涙管閉塞の疑いがあります。
機能的に問題が無い場合でも 、涙目になることもあります。機能的に問題があれば、
涙管チューブを留置して管を広げ改善させます。
斜視・弱視:斜視や強い遠視ががあると、視力の発達が遅れていまい、弱視になる場合があります。